声優好きな女子大生がKAT-TUNにハマりました。

高校生は大学生になります。

その日、私の足は渋谷に向かった。


12月4日はちょうど高校の期末試験前日ということで午前授業だった。
私の足は普段とは別方向、定期外となる反対方面行きの電車に乗り込んだ。
高校の最寄駅から渋谷まで40分ちょっと。
普段は横浜行きの電車に乗る。
それが今日に限っては八王子方面行きに乗った。

12月3日更新のブログにて

私にはKAT-TUNのファンクラブに入会しても…。などと書いてある。
ファンクラブに入会するか否か、悩んでいた頃の記事だ。

では、何故 翌日私は渋谷へ向かったのか。



それは
KAT-TUNのファンクラブに入会するためだ。


ファンクラブの入会方法は郵便局での振込だけだと思い込んでいたら、どうも違うらしい。
Google先生を駆使し、ファミリークラブ(略してファミクラ)でも入会可能なことを知った私は、そう渋谷へ向かったのだ。



渋谷と言えば、PARCOのリジェシ
メイト渋谷とまんだらけカラ鉄SEGAしか頭に浮かばなかった。
渋谷=109なんて方程式はヲタにはない。


朝7時に渋谷到着して、PARCO前で並んでマジフォーちゃんのリジェくじ抽選券を手に入れたのも今では昔の話だ。
あの時はいつも待機列で会うメンツが同じで、痛バで誰か把握もしていた。
あの頃のメンツはまだマジフォーちゃんを追っているのだろうか。と、自由が丘を過ぎたあたりで考えていた。


私はその日通い慣れたPARCOとは正反対の方向へ歩いていた。
初めて宮益坂を登った。
渋谷郵便局の前も初めて通った。
近くを歩いていたお姉さんについていったら、いつの間にかミヤマスタワーに到着していた。


正直、ファミクラの住所は暗記した。
あぁ、これがミヤマスタワーか。
期末試験の範囲の英単語などは何1つ暗記していないのに。


とりあえず、地下に降りると平日の昼間だと言うのに満員状態。
入るのを躊躇したが、ここにいる人はみんなジャニーズアイドルが好き。
同類か。と悟り、入った。


さて、ここで1つ問題が起きた。


そう。ファミクラのお姉さんが怖い。
が、それ以上に何気ない呟きがまさか
100RTされると思ってなかったけどね!!!!!!!

別に仕事をきちんとしていない、なんてそういうことではない。
お化粧もバッチリでネイルが綺麗でこれぞ、仕事が出来る20代OL!!と言わんばかりだった。


が、人生初のファミクラで尚且つ1人で行ったのだ。
よく分からないことばかりで、VTRと各アイドルの手書きメッセージが貼られた一種 異様な空間に飛び込んだのだ。
緊張しかなかった。


ただ、受付に座るお姉さんの威圧感が半端じゃなかった。
マクドナルドのスマイル0円の有り難みを今になって実感したのだ。
接客業ってナニ???と、頭がこんがらがった。
とりあえず、一旦KAT-TUN手書きメッセージを写真に収め、ファミクラ内の観察を始めた。
映画のポスターへのサインや各アイドルの最新CDなどの展示、番協のポスト。
全てが私には始めてで新鮮だった。

そして、私は重要なことに気付いたのだ。
いつまで経ってもKAT-TUNのVTRが流れないことを。
あれ?KAT-TUN、田口の脱退でペナルティ喰らってるの?ハブられてんの?
いや、まさかそんなこと……ないよね???
一抹の不安を抱えつつ、受付を見ると
そこには1人の女性の姿があった。

これはまさにチャンスなのでは???
と、思い いざ受付のお姉さんに声をかける。
入会書を書き、5000円を払うだけ。
それだけのはずなのに、何故か右手が震えていた。
なんで、震えていたのかはよく分からない。
KAT-TUNにハマったと言い、ブログを始めてから1年。やっと、入会へ踏ん切りがついたからか。
ファミクラに来れたのが嬉しかったのか。
この入会がKAT-TUN存続への一歩となれば良いと思ったのか。
黒一面に金色で印刷されるKAT-TUNのカードが手に入るのが嬉しかったからか。
書き損じて、新たに用紙をもらう羽目になったらどうしよう。


多分、いや確実に後者だ。


私が最近書いた書類と言えば、バイト当ての履歴書と大学当ての契約書など。
履歴書は書き直したし、契約書は薄く鉛筆で下書きをした。


でも、今。私の目の前にあるのはKAT-TUNのファンクラブ入会書。
ピンク色の小さな紙。
事務所側もたくさん印刷してあるだろうし、きっと1枚くらい書き損じしてもどうとは思わないだろう。


だが、目の前のお姉さんがそれを許さない雰囲気を醸し出していたのだ。
チキンでガラスハートの持ち主の私は本当にブロークンハートした()


隣にはV6のファンクラブの更新をする女性がいた。
きっと、その方がいなければ私はファミクラで入会手続きが出来なかっただろう。
通り道の渋谷郵便局の窓内受付で済ませていたに違いない。
当初の目的を果たせなかっただろう。



 受付のお姉さんの雰囲気に圧倒された新規



これが今回のブログのまとめです。


あと、KAT-TUN手書きメッセージが貼ってある壁の上部分がやけにスペースが空いてました。
KAT-TUNの写真が1枚も無かったから、きっとその空いたスペースに貼られているのかな?と思いました。


VTRがsexyzone になった瞬間、スマホで写真撮影した女の子を見かけました。




以上、ファミクラレポでした!!!!!!


なんだかんだ言いつつ、ファミクラ楽しかったです。